飛行機の揺れが怖い!嫌い!!そう思う原因は?
7月の三連休で、岡山の実家に帰省してきました。
飛行機は昔からよく乗るのですが、もともと絶叫系が嫌いなのと関係あるのか、だんだんと宙を浮く乗り物が苦手になり、最近は飛行機どころか観覧車にも乗れないほどです。
どうやら、地面に足がついていないのがダメなようです。
東京⇒岡山の帰省では、新幹線にしたいところですが、飛行機の方が疲れにくいのとマイレージで安くなるので、しぶしぶ飛行機を選択しています。
で、自分の場合飛行機NGの理由は、揺れなのです。
これをお読みの方もきっとそうですよね。
とくに上下の揺れ。
国内線は飛行機も小型が多いので、揺れやすいですよね…。
横揺れは良いのですが。地面についていないあの不安定さ。
いわゆる「ちんさむ」とか「エアタイム」という、内臓がふわっと浮く感じのもっと心許なくて長時間何度も続くやつ。
「落ちる心配はない」「自動車事故よりも確率がはるかに低い」
そんなことは良くわかっています。が、頭でわかっていても恐怖の感覚はどうしようもないものです…。
熱中できる本でも持って行こうと、Kindleに入れて機内で読んだりしましたが、とにかく揺れに緊張しすぎて活字がまったく入ってきません!!
↑ドラマスタートしたこのコミックをKindleでチョイス。揺れを感じなくなったら集中できて楽しめた!
今回は、とにかくこの上下揺れを何とか克服しようといろいろ試行錯誤して頑張ってみました。
揺れを感じにくくする基本の考え方は「自分も揺れる」
たまに地震があっても「外を歩いていたからわからなかったー」ってことないですか?
自分も動いていたらわかりにくいんですよね。
ということは機内では自分も一緒に揺れることが対策になるのでは!?
どのように揺れるのが良いのか?
そこで今回、実際いろいろ試してみました。
1 左右に揺れる
よく船酔いしない方法で、一緒に揺れるというのはありますよね。
ただ、飛行機の場合上下揺れが嫌な原因なので、左右に揺れてもあまり意味がないですね。
2 「お尻歩き」ならぬ「お尻足踏み」
ダイエット方法で有名なお尻歩き。
両足を伸ばした状態ですわって、骨盤を左右に揺らしながら前へ後ろへと歩く方法です。
機内では椅子に座っているので、上記の動きで前後に移動せず、足踏みの状態でやってみました。
すると、どうでしょう…
揺れがわからないではないですか…!!!
これはいい!
と思っていましたが、1時間以上もお尻足踏みはなかなか疲れます…(いつ揺れが来るかわからない恐怖心で頑張りましたが)。
また、一人だけ揺れているので、挙動不審になっていたようです^^;
家族以外誰にも言われませんでしたが、家族にはやめてくれと言われました^^;
ただ、これは効果ありました!
3 目立たず揺れるには「接地面を減らす」空気イス状態が正解だった
なぜお尻足踏みで揺れを感じにくいのか?
これは座面に触れているお尻から太ももの裏、つまり「座面との接地」が関係していると思いました。
私は身長が低いこともあり、お尻足踏みをやっているとき、どこかに体をつけていないとその場で骨盤だけを上げるのは至難の業でした。
なので、主に背中を背もたれに押し付けたり、手を座面で突っ張りながらやっていました。
つまり、全身でプラプラの「完全空気イス」状態ではなく、お尻~ひざ裏までの部位の接地を減らした「背もたれ空気イス」だけでも上下揺れを感じなくなったのです。
今回やってみたのは、この3つのポーズ。
- 両足つけて背もたれに押し付けてお尻を浮かす「背もたれ空気イス」
- 脚を組んで一本足で踏ん張って背もたれに押し付けてお尻を浮かす「片足背もたれ空気イス」
- 横に傾いて片方のお尻を上げるポーズ
このいずれも効果を実感しました。
こんなこと書いていますが、いたって真面目です。
ヒールのある靴だと難しそうです。
前の座席の足で踏ん張るといい感じでした↑
今回、行き帰りとも快晴だったので、それほど長い時間の激しい揺れはありませんでしたが、家族によると、何度か特に下降中軽く落ちた感があったようです。
その際も全く分かりませんでした。
ただ、腰を浮かせていると常に左右にゆらゆら揺れている感じはあります。
これは不安定な体勢のため&自分が支えきれず揺れていたようです(飛行機は揺れていなかったようで)。
常にそういった感覚だったので、上下に揺れが来てもわかりにくかったのかなと思いました。
また、1時間以上もこの姿勢はきついので、状況に慣れてくると揺れはじめ「あ、なんか来そうだな」と思ったときにこの姿勢にしていました。
ただ、エアポケットでストーンと落ちたら、緩和はされこそすれ、さすがにわかると思います^^;
皆さんもぜひ試して、快適な空の旅を楽しんでみてください!!